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淺山一傳会公式サイト
淺山一傳流兵法
流祖は淺山一傳齋重晨(生没不詳。天正・慶長年間の頃の人)上州碓氷の人と言われる。幕藩時代中期の老中松平将監(館林藩主)の家老であった森戸三太夫朝恒によって大いに興隆、その養子森戸三休偶太に至り門弟七千名を数え、全国に弘流した。
その後明治維新とともに衰退し、多くの藩で絶伝したが、明治時代に制定された警視流の剣術・居合に一本づつ採用された名流である。現代に残ったものは、十四代森戸三太夫金制の門人小林藤十郎によって佐倉藩に伝えられ、その後水戸藩士武石兼相により現代に伝えられたもので、往昔にあった忍・捕手・毒飼を除き、剣術・居合・鎌・棒・体術ほか諸術が伝承されている。また武石兼相は無比流の伝承者でもあり、無比流居合術も当流に併伝、稽古体系に組み入れられている。
第二十一世大崎清により淺山一傳会が組織され、流儀の保存・伝承に努め、当代二十二世関展秀に至っている。
当流 目録
当流 免之巻
武石兼相 書
伝系
日下開山日本傳兵法淺山一傳流
淺山一傳齋重晨-小島仁左衛門光友-仲村九兵衛尉光利-中井茂右衛門尉重頼-小野里新兵尉勝之
-中田七左衛門尉政經-淺山一伝齋重行-森戸三太夫朝恒-森戸三休偶太-森戸一伝齊金春-森戸三太夫春邑
-森戸帰春金鋼-森戸三太夫金鏗-森戸三太夫金制-梅田七郎治忠竒-梅田右平治忠謙-小林藤十郎
-石川左内-遠山龍五郎-石川喜六-山崎房吉-武石兼相-松本貢-大崎清-関展秀
十九世 武石兼相
二十世 松本貢
二十一世 大崎清
先代と二十二世 宗家
関展秀
流儀の特徴
足捌きが全て撞木足で重心が低く、右転左変して正対しない。
組太刀においては太刀で太刀を叩く技が多く、古い甲冑武術の名残がある。
剣・居合・鎌・棒・体術ほかを伝える総合武術であり、木刀型五十三本、居合二十六本、小太刀および無刀 約五十本、鎌十八 本、無比流居合術三十本ほか 二百数十本におよぶ形が伝承されている。
礼法においては、神前、刀礼等がなく、落命するかも知れぬその場への礼のみとされる。
居合は全て組居合で一人居合がなく、二刀居合が多い。また刃を下にしての抜付けが多く、血振いがない。
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